アロワナの水槽は何がいい?アロワナ水槽の選び方や設置について紹介!!

2022年6月13日

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アロワナは大きくて迫力があり、熱帯魚の中でも人気の高い種類です。人気が高い熱帯魚なので飼ってみたい方も多いと思います。アロワナを飼育するには、どんな水槽で飼うかがとても重要です。アロワナを飼育する場合はアロワナの体長にあった水槽を用意する必要があります。今回の記事ではアロワナを飼育するときに適切な水槽を紹介します。

アロワナを飼育するときには適切なサイズの水槽で飼育する必要があります。小さすぎると運動不足になってしまって太ってしまったりします。水槽が大きすぎても餌がちゃんと捕食できなかったり、暴れて壁にぶつかって怪我してしまったりすることがあります。

アロワナを飼育する際はアロワナの成長に合わせて、適切なサイズの水槽で飼育する必要があります。

今回の記事ではアロワナを飼育するときに適切な水槽のサイズを紹介するので、アロワナを飼ってみようと思う人はぜひ読んでみてください。

アロワナの水槽の選び方

ブラックアロワナ

アロワナは1メートルほどまで成長する大型魚です。なので、飼育するには大きな水槽が必要になります。

水槽が小さいと水槽内でターンすることができなかくて、体型がおかしくなってしまったり、エラがめくれてしまったりすることがあります。なので、アロワナを飼育する場合はちゃんとターンすることができるだけの奥行きが必要になります。

アロワナを健康的に飼育するには水槽のサイズはとても重要です。簡単にアロワナを飼育する場合の水槽の選び方を紹介します。

水槽のサイズについて

アロワナを飼育する場合には、成長に合わせて水槽のサイズを大きくしていきましょう。

アロワナを飼育している人には、水槽のサイズを3段階に分けてステップアップさせることが多いです。3つも水槽を用意するのは大変だって人は2段階で水槽のサイズをステップアップしてください。

10㎝前後のアロワナの幼魚を飼育する場合には45㎝以下の水槽で飼育するようにしましょう。45㎝水槽なら20㎝前後まで飼育することができるので、最初は45㎝水槽がいいと思います。

アロワナが小さいときは、餌がちゃんと捕食することができないことがあります。水槽が大きすぎると餌を探すのも大変になってしまうので、あまり大きくない45cm水槽や30cm水槽で飼育するようにしましょう。

10㎝サイズのアロワナだと、45㎝水槽だとちょっと大きいので、水位を低くして泳げる範囲を狭くするのがいいと思います。

稚魚が大きくなってきて、45cm水槽では手狭になってきたら、120cm水槽に移して完全に成長しきったら180cmや150cm水槽などの大きな水槽に移すようにしましょう。シルバーアロワナなどの1メートルほどまで成長するアロワナを飼育する場合は180cmほどの水槽が必要になります。

運動不足や栄養不足になると、アロワナは綺麗に成長しません。目垂れや顎ズレの原因になってしまうので、ちゃんとアロワナの成長に合わせて水槽のサイズをステップアップさせていきましょう。

奥行きのある水槽を用意する

アロワナは水槽の中をぐるぐると泳ぎます。大きくなってくると、水槽が小さいとちゃんと水槽の中が回れなくなってしまって運動不足になってしまいます。

アロワナを飼育する場合には奥行きのある水槽を用意するようにしましょう。奥行きが60㎝〜90㎝ぐらいあれば、ちゃんと水槽内を泳ぎまわることができます。

運動不足になると、脂肪が増えてお腹が膨らんでしまったり、餌がうまく食べられなくなってしまい栄養不足になったり、体格がおかしくなったり、エラがめくれてしまうことがあります。

アロワナを大きく成長させたい、綺麗な姿で成長させたいと思う場合はちゃんと奥行きのある水槽を用意しましょう。

シルバーアロワナやブラックアロワナは体も柔らかいので、奥行きが45cmほどでもUターンすることができますが、アジアアロワナやノーザンバラムンディなどの体の硬いアロワナを飼育する場合はちゃんと奥行きのある水槽で飼育するようにしましょう。

水槽にはしっかりと蓋をしよう

アロワナはジャンプをする魚なので、水槽にしっかりと蓋をしていないとアロワナが水槽から飛び出して死んでしまうことがあります。

水槽の蓋には餌を与える用の隙間が空いているものがありますが、そういった小さい隙間からも飛び出してしまうことがあるので、水槽の蓋には隙間ができないように十分気をつけてください。

ジャンプ力があって力も強いので蓋を置いているだけでは蓋ごと飛んでしまいます。アクリル水槽の蓋にはボルトで抑えられるよになっているものもあるので、アロワナを飼育する場合はそういったものを使用するのがいいと思います。

蓋を抑えるものがない場合はペットボトルに水を入れて蓋の上に重りとして置いておくようにしましょう。

アロワナを飼育することを想定して作られた水槽はアロワナがジャンプして飛び出さないように水槽の蓋をボルトで止められるものも販売されています。アロワナを飼育する場合はそういったものを選ぶのがいいと思います。

また、アロワナはジャンプ力がとても強いので、薄い蓋だと割ってしまうことがあります。なので、アロワナを飼育する場合は厚めの5mmほどのものを使用するようにしましょう。ガラスの蓋だと割れてしまって怪我をしてしまうことがあるので、素材はアクリルのものがオススメです。

水槽の設置について

アロワナの水槽はサイズも大きいので、設置するときは注意も必要です。簡単に水槽を設置するときの注意点を紹介します。

水槽の重量に気をつけよう

アロワナを飼育する場合には大きな水槽が必要になります。水槽が大きいと入る水の量も多いので、重量がすごく重くなります。

120㎝の水槽でも濾過槽を合わせると重量は250㎏ぐらいになります。なので、アパートなどに設置すると底が抜けてしまう可能生があります。

底が抜けなくても、床が凹んでしまったりすることがあります。1度設置したら水槽を動かすのはとても大変なのでアロワナを飼育する場合には、どこに水槽を設置するかも考えてからにしましょう。

水槽の重量が気になる場合は上部濾過を使って飼育水を濾過するのがいいと思います。水槽の下に濾過槽を設置してポンプで水をくみ上げるよりは水槽の総重量を低く抑えることができます。

大型の水槽を設置する場合は床下の補強が必要になる場合もあるので、水槽を購入するときに専門の人に相談しておくのがいいと思います。

水槽台を設置しよう

水槽はしっかりと水平に設置しないと壊れやすくなってしまいます。なので、水槽台を設置してちゃんと水槽が水平に設置できるようにしましょう。水槽台を設置しておくことによって水換えなどのメンテナンスもしやすくなります。

水槽に濾過槽を設置する場合でも水槽台があるとスッキリと収納することができるので、見た目もカッコよくおすすめです。

直射日光が当たらないようにしよう

ガラス水槽であれば問題ありませんが、アクリル水槽は直射日光が当たると劣化してひび割れが起きてしまいます。

なので、水槽を設置するときは直射日光が当たらないようにしましょう。直射日光の他にも冷たすぎる水や暑いお湯を入れると水槽にひび割れが入ってしまうので注意してください。ひび割れができると見た目も悪くなってしまいます。

アロワナを飼育するときの濾過フィルターについて

アロワナ

アロワナを飼育する場合はオーバーフロー濾過、上部フィルター、外部フィルターが使用されます。中でもおすすめなのがオーバーフローです。アロワナは生き餌を食べるので、水が汚れやすいです。食べ残しも多いので、飼育する場合は濾過能力の高い濾過フィルターを設置するのがいいと思います。

簡単にそれぞれの特徴を紹介します。

オーバーフロー

オーバーフロー濾過は濾過層の中でも水量を多くとることができ、濾過能力が1番高い濾過槽です。

水量が多く濾過能力も高いので、水を汚しやすいアロワナを飼育する場合はオーバーフロー水槽を使用するのがいいと思います。濾過槽と水槽とポンプがセットになったオーバーフロー水槽のセットが熱帯魚屋さんなどで販売されています。

他の水槽に比べて値段は高くなりますが、セットで購入した方が割安です。あとで、色々揃えることになるなら、最初に良いセットを購入するのもオススメです。

上部フィルター

1番安価で濾過能力も比較的高く、メンテナンスも楽なのでオススメのです。

上部フィルターは水槽の上に設置して使用するタイプのフィルターです。市販の上部フィルターは120cm水槽用までしか販売していません。たまに150cm水槽用や180cm水槽用のものが販売されていますが、なかなか販売していることがなく探すのが大変です。

上部フィルターは掃除も楽てメンテナンスもしやすいので、扱いやすいフィルターです。大きな水槽用にものはあまり販売されていないので、20cm以下のアロワナを飼育する時は上部フィルターを使用するのが良いと思います。

外部フィルター

外部フィルターも水槽台の下に設置することができるので、見た目をスッキリさせることができます。外部フィルターには適切な水槽のサイズに合わせて用意するようにしましょう。

外部フィルターを設置する場合はパイプを水槽に設置しなければいけません。水槽のフランジが邪魔をしてうまく入らないこともあり、パイプを加工しなければいけない場合もあります。

アロワナ用水槽の値段について

水槽を購入するときに特に気になるのが値段だと思います。水槽の値段は150cmサイズでアクリル水槽の場合は10〜20万円前後で販売されていることが多いです。

これに水槽台を用意したり濾過槽を用意したり、飛び出し防止加工をすると50万円ほどになります。販売しているメーカーや水槽の仕様によって販売価格が変わってきます。アクリル水槽の場合はアクリル板の厚さや接着方法によっても値段が変わります。

アロワナ用の水槽を購入するときはちゃんとした販売実績がしっかりあって、水槽の設置をしてくれる会社から購入するのが良いと思います。大型水槽を設置するのはなかなか大変で、準備もしっかりしなければいけません。

なので、値段を気にしない場合はアフターサポートまでしっかりとしている会社から購入するのがオススメです。

なるべく安く購入したい場合はネットショップで購入するのが良いと思います。ネットショップで購入すれば人件費がかからない分値段も安いです。中古ショップでも大型水槽や水槽台が販売されていますが、保存状態が悪かったりするので、慣れていない場合は避けるのが良いと思います。

中古店で大型水槽を購入する場合は使用年数や傷、接合部の状態をちゃんと確認してから購入するようにしましょう。

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