スポッテッドガーの飼育方法を紹介!!

2022年1月15日

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スポッテッドガーはアリゲーターガーほど体長も大きくならないので比較的飼いやすい種類です。細長い口に鋭い歯があるとてもかっこいい見た目をしています。比較的飼育しやすい種類なのでガーバイクを飼ってみたいと思う人にはとてもオススメの魚です。今回の記事ではスポッテッドガーの特徴や飼育方法を紹介します。

スポッテッドガーの体長は60センチぐらいまでしか成長しないので、120センチ水槽で飼育することができるので、アリゲーターガーなどの大型のガーバイクを飼育することに比べればとても飼いやすいと思います。

大型の水槽が必要になりますが、アリゲーターガーに比べれば小さい水槽で飼育することができるので、ガーバイクを飼ってみたいと思う人はスポッテッドガーから飼育を始めるのがいいと思います。

今回の記事ではスポッテッドガーの飼育方法を紹介するのでスポッテッドガーを飼ってみたいと思う人はぜひ読んでみてください。

それではスポッテッドガーの飼育方法を紹介します。

スポテッドガーについて

スポッテッドガー

ガーパイクは2億年前から地球に存在していたと言われています。

2億年前とは恐竜が住んでいた時代で、その時から変わらない姿で地球に生息しています。ガーパイクはレピソテウス属とアトラクトステウス属に分類されます。スポッテッドガーはその中でも小型の種類の多いレピソステウス属に分類されます。

スポッテッドガーはメキシコや中南米に生息しています。泳ぐのがあまり上手じゃないので、川や沼地の流れの緩い場所に生息していることが多いです。

スポテッドガーの寿命について

スポテッドガーはとても寿命の長い魚です。平均でも20年ほど生き、長生きな個体だと30年ほど生きることがあります。

寿命が長く、飼育も大変な種類なので、飼育する際は最後までしっかりと面倒を見れるか考えてからお迎えするようにしましょう。

スポッテッドガーの大きさについて

スポテッドガーはオスは50cmほど、メスは少し大きくて60cmほどまで成長します。

大きな魚ですが、ガーパイクの中では小型の種類になります。スポッテッドガーを大きく成長させたい場合は幼魚のときにしっかりと餌を与えることが大切です。幼魚のときにちゃんと餌を与えていると1メートルほどまで成長することがあります。

成長スピードも速いので、幼魚を飼育する際は60cm水槽ぐらいの水槽で飼育するのがいいと思います。最初は小さくても生まれてから3ヶ月ほどすると30cmほどまで成長します。

スポッテッドガーの飼育に必要な水槽

スポッテッドガーを飼育する場合は最低でも幅120センチの奥行き60センチの水槽が必要になります。

スポッテッドガーが小さい頃は60センチ水槽で飼育することができますが、成長して60センチ水槽だと手狭になってしまったら120センチの水槽に移してあげてください。

ただ、小さいスポッテッドガーをいきなり120センチ水槽に入れると餌を上手に食べることができないで痩せてしまうことがあるのでスポッテッドガーの成長に合わせて水槽のサイズを大きくしましょう。

また、スポッテッドガーは体が硬いので水槽の奥行きがちゃんとないと水槽内を自由に泳ぎ回ることができません。

飼っているスポッテッドガーが水槽の同じところにずっといたりずっと同じ方向を向いている場合は少し水槽のサイズが小さいかもしれません。

濾過フィルターについて

ガーパイクは餌を食べる量も多く、フンの量も多いので、メンテナンスがしやすく濾過能力の高い濾過フィルターがオススメです。

上部フィルターは濾過能力も高く、メンテナンスもしやすいのでガーパイクなどの大型の魚の飼育にオススメです。

飼育数が多い場合は上部フィルターだけでは濾過が追いつかないのでオーバーフロー水槽を使用するようにしましょう。

水槽のレイアウトについて

スポテッドガーはフンの量が多いので、ベアタンクで飼育するか底砂を入れるだけのシンプルなレイアウトで飼育するのがオススメです。

かっこいいレイアウトで飼育したい場合は流木や石などを入れるのもいいと思いますが、尖っている部分があると口先をこすってけがをしてしまうことがあるので、なるべく角がないものを選ぶようにしましょう。

スポテッドガーの飼育方法について

スポテッドガーは体が丈夫で飼育のしやすい種類です。

水温や水質の適応範囲が広いので、大きな水槽を用意してちゃんと水換えをしていればそう簡単に死んでしまうことはありません。

水温と水質について

スポテッドガーを飼育する際は水温は25度前後で安定させるようにしましょう。

幼魚を飼育する場合は水温が下がりすぎないように注意が必要ですがある程度大きくなると低温にも強くなるので、10度を下回らない限り死んでしまうことはありません。

水温が下がると代謝が落ちてしまい餌を食べる量も少なくなるので、大きく成長させたい場合は25度前後で飼育するようにしましょう。

水質は中性を好みます。肉食の魚で餌を食べる量も多いです。掃除をサボるとすぐにphが下がってしまうので、掃除は怠らないようにしてフンや食べ残しがあったら吸い取るようにしましょう。

スポッテッドガーの飼育にオススメの餌

スポッテッドガーを飼育する場合はスポッテッドガーのサイズに合わせて餌を与えるようにしましょう。

スポッテッドガーの稚魚を飼育する場合は冷凍の赤虫を溶かしてあげてください。水槽の底に冷凍の赤虫が落ちてしまうとうまく食べることができないので冷凍の赤虫を溶かしたらピンセットで取ってゆっくり水面に浮かせるようにしてください。

水槽の底に落ちてしまったらピンセットで取ってもう一度水面に浮かせてください。

スポッテッドガーが15センチぐらいまで成長したらメダカをあげてください。

メダカはスポッテッドガーを飼っている水槽に10匹ぐらい一緒に入れておきましょう。一緒の水槽にメダカを入れておけばお腹が空いた時に勝手に食べてくれます。

水槽が大きすぎると上手にメダカを食べることができません。15センチ前後のスポッテッドガーを飼育する場合は60センチ水槽で飼育してください。

スポッテッドガーが30センチぐらいまで成長したら小赤や姉金をあげるようにしましょう。小赤や姉金を与える時も水槽に10匹ぐらい常時入れておきましょう。

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