ダトニオを飼育してみたい人へ!ダトニオの種類や特徴、飼育方法を紹介!!

2022年5月21日

ダトニオはアロワナの混泳相手としても人気の高い種類の魚です。熱帯魚の中でも大型の種類で、体高もあり迫力のある人気の種類です。今回の記事では、ダトニオの種類や特徴、飼育方法を紹介します。

だとにはお美しいバンド模様が特徴の熱帯魚で、とても綺麗な熱帯魚です。とても人気の高い種類で、アロワナなどの大型魚と一緒に飼育されることも多いです。

比較的丈夫な熱帯魚で飼育も簡単なので熱帯魚の飼育に慣れていれば問題なく飼育することができます。バンド模様によっては値段も高くなり、100万円以上で販売されることも多いですが、普通のダトニオであればそれほど高くありません。

それではダトニオの種類や特徴、飼育方法を紹介します。

ダトニオの特徴

ダトニオは東南アジアに生息している熱帯魚です。黒いバンド模様が特徴的な熱帯魚です。

バンド模様が虎のように見えるのでタイガーフィッシュと呼ばれることもあります。

ダトニオの体長について

ダトニオは種類にもよりますが、最大で60センチぐらいまで成長する大きな魚です。

ただ飼育下ではそれほど大きくなることはなく、45cmほどぐらいで成長が止まることが多いです。

高さもあるので、30センチ以上に成長するればとても迫力があります。大きく成長する魚なので、ダトニオを飼育する場合は90センチ以上の水槽が必要になるのでダトニオを飼育するときは注意して下さい。

成長速度ゆっくりで、幼魚から飼育しても1年で20cm程度までしか成長しません。大きく成長したダトニオも販売されているので、アロワナなどの大きな魚と混泳させる場合は、あらかじめ成長しているものを購入するようにしましょう。

ダトニオの寿命について

寿命は10〜5年ほどになります。

飼育環境によっては20年ほども生きることがあるので、しっかりと飼育環境を整えて飼育するようにしましょう。

ダトニオの種類について

一言にダトニオと言っても色々な種類のダトニオがいます。生息する場所によって名前が変わったり、ショップによっても名前が違ったりすることがあるのでその点も注意が必要です。

ダトニオの種類にこだわりがない人はプラスワンなどの安い個体から飼育を始めるのがいいと思います。ダトニオプラスワンであれば販売しているお店も多く値段も手頃なのでオススメです。

ダトニオはコレクター性の高い魚で、より良い個体を求める人も多いです。人によって良い個体の定義は違いますが、一般的には目にかかっているくの字のバンドが綺麗に一周していて、体の中央にある3本目のバンドが太い方が良いなどの定義があります。

他にも尻尾にある5本目のバンドがV字をしているのが良いなどもあります。全部の条件をクリアした個体はパーフェクトバンドと言います。

体の色も色が濃い方が好まれます。黄色い個体よりもオレンジっぽい個体の方が好まれるので、ダトニオを選ぶときはそう言った条件を気にしてみるのも楽しいと思います。

簡単にダトニオの種類を紹介します。

シャムタイガー

体高があって体にも厚みがあり迫力のある種類です。

本ダトニオやダトニオイデス・プルケールとも呼ばれています。シャムタイガーはバンドの色や濃さ、太さなど産地によって名前が変わります。

シャムタイガーはオレンジと黒の模様がとても綺麗なので人気のある種類です。人気が高いので乱獲されてしまい現在タイでは輸出が規制されています。

ボルネオタイガー

カンボジアのボルネオ島に生息している種類になります。体長はシャムタイガーに比べて少し小さくなります。

プラスワンと呼ばれているのがこの種類になり、シャムタイガーよりもバンド模様が一本多くなっていて7本のバンドがあります。なので、プラスワンと呼ばれています。

シャムタイガーに比べて神経質な面があるので、飼育する際はなるべく落ち着ける空間を作ってあげるようにしましょう。

ボルネオタイガーもバンド模様が様々でコレクション性が高い種類で、バンド模様が左右対称ではっきりとした模様をしているとリアルバンドと呼ばれ高い値段で取引されています。

ニューギニアダトニオ

名前の通りニューギニアに生息しているダトニオです。

ニューギニアの汽水行きに生息しているダトニオなので飼育する際は弱アルカリ性の水質で飼育する必要があります。

他のダトニオに比べて対抗があまりなく、丸っこい体つきをしています。体色も他のダトニオと違い黒い体に黄色いバンド模様が入っています。

成長すると全体的に黒くなってきてしまいます。幼魚は特に綺麗なので、飼育する際は幼魚から飼育をするのがいいと思います。

ダトニオの飼育に必要な設備

ダトニオは大型の魚なので、飼育するには大型の設備あ必要になります。大きな水槽さえよういすることができれば飼育自体はそれほど難しくありません。

簡単にダトニオを飼育するために必要な設備を紹介します。

水槽

幼魚から15cm程度までであれば60cm水槽で飼育することができます。

ダトニオは体長が大きく成長するので、40cmほどまで成長したら90センチ以上の水槽で飼育しましょう。最大で60センチまで成長するので、場所に余裕がある場合は120センチの水槽を用意するのがいいと思います。

濾過フィルター

大型の魚で餌もよく食べるので、飼育する際は濾過能力の高いフィルターを使用するのがいいと思います。

上部フィルターであればメンテナンスが簡単でこまめに掃除することもできるので、水を汚しやすい魚を飼育する際にオススメです。

ヒーター

ダトニオは低水温に弱いのでヒーターを使って水温を管理する必要があります。水量が多いとヒーターひとつだけでは水温を安定させることができなくなってしまうので注意してください。

また、ヒーターはいきなり壊れてしまうことがあるので、予備も用意しておくようにしましょう。

ダトニオの飼育方法

ダトニオは飼育が簡単な種類なので、熱帯魚をあまり飼ったことがない人でも飼育することができると思います。

ダトニオは餌を良く食べるのですぐに水が汚れます。pHが下がれば体長を崩してしまうことがあるので、注意が必要です。

ダトニオを飼育する場合は大型の濾過が必要になります。ろ材にサンゴを混ぜると急激なpHの低下を下げることができるので、入れておくのがいいと思います。

水温お適温範囲は広く、25〜32度の間であれば問題なく飼育することができます。高温には強いので、幼魚を飼育する際は病気にならないようにと、活性を高くして成長を促進するために30度ぐらいにしておくのがいいと思います。

餌について

餌は幼魚の場合赤虫をなるべくたくさんあげてください。食べくれる量を毎日3回ぐらいあげるのがいいでしょう。大きくなってきたらメダカや小赤といった生き餌を与えてください。

大人になったら配合飼料も食べるようになるので配合飼料で飼育することもできます。人工餌はカーニバルを与えるのがいいと思います。

ダトニオの混泳について

ダトニオは同型の魚には非常に好戦的で喧嘩を良くしますが、アロワナやポリプテルスなどの魚とは喧嘩をすることはありません。

オスカーや同じダトニオとは混泳することはできませんがアロワナやポリプテルスとは混泳させることができるので、アロワナやポリプテルスを飼育している人には混泳相手としておすすめです。

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