アイスポッドシクリッド飼育について!寿命や混泳、餌について紹介!!
アイスポットシクリッドは南米のアマゾンに生息する魚です。大型のシクリッドで生息地によって体の色や模様が違うのでコレクション性の高い種類の魚です。体色が綺麗で大きくて捕食も迫力があるので、人気があります。今回の記事ではアイスポットシクリッドの特徴と飼育方法を紹介します。
アイスポットシクリッドはアマゾン河の全域に生息しているシクリッドです。同じスズキ目の魚なので見た目はブラックバスのような見た目をしていますが、綺麗な体色や模様を持っている魚です。ピーコックバスという名前でも有名で釣りをする人であればピーコックバスの名前を知っている方も多いと思います。
いわゆるブラックバスの一種なので、ゲームフィッシングの対象とされていて、東南アジアなどの温かい地域に移植されて繁殖しています。
ブラックバスは特定外来生物に指定されているので、特別な許可なく飼育することはできませんがアイスポッドシクリッドであれば許可なく自由に飼育することができます。
アクアリウムとしても人気の高い種類で、繁殖された個体が販売されていることも多いです。産地にこだわりがない場合は東南アジアで繁殖された個体を購入するのがいいと思います。東南アジアのブリード個体であれば、アマゾン河で取れたワイルド個体に比べて安価で販売されているのでおすすめです。
今回の記事ではアイスポットシクリッドの特徴と飼育方法を紹介するので、アイスポットシクリッドを飼育してみたい人はぜひ読んでみてください。
それではアイスポットシクリッドの特徴と飼育方法を紹介します。シクリッドを飼いたい人へ!人気の高いシクリッドの種類を紹介!!
アイスポットシクリッドの特徴
アイスポットシクリッドは最大で80cmほどまで成長するとても大きな魚です。飼育下ではそこまで大きくなることはまれですが、50〜60センチには成長します。正式名称はキクラといい、ピーコックバスという名前でもよく知られています。
アイスポットシクリッドはキクラ属の魚の名称で、キクラ属は全部で9種に分類されています。ただ、同じ種類であっても、生息している場所によって体の色や模様が変わります。アイスポットシクリッドは尻尾に目の様な模様があるのが特徴です。キクラ・インターメディアやキクラ・テメンシス、キクラ・オセラリスなどの種類が有名です。
アイスポットシクリッドは飼育が簡単な種類の魚ですが、ベビーの飼育はアダルトの個体よりも難しいので初めて飼育する場合はアダルトの個体から飼育するのがいいと思います。
アイスポットシクリッドの寿命について
アイスポットシクリッドは長生きな魚で、寿命は10年以上と言われています。長生きな個体だと20年生きることも確認されています。
アイスポットシクリッドに限らず、水質や飼育環境により寿命は左右されるので、しっかりと飼育環境を整えて長生きさせてあげる様にしましょう。
アイスポットシクリッドの販売価格について
アイスポットシクリッドは産地や種類によって販売価格が異なります。
流通量の多いキクラ・オセラニスであれば1000円前後で購入することができます。流通量の少ない種類だと1万円前後で販売されていることが多いです。ブリード個体の方が販売価格は安くなるので、なるべく安い個体がいい場合はブリード個体を探して見るのがいいと思います。
アイスポットシクリッドの飼育に必要なもの
アイスポットシクリッドは飼育が簡単な種類の魚です。
餌もよく食べる魚なので、ちゃんと餌をあげて水温とPhをちゃんと管理していればそう簡単に病に気なったりすることはありません。簡単に必要な設備について紹介します。
- 水槽
- フィルター
- ヒーター
水槽
アイスポットシクリッドを飼育する場合は最低でも120cm水槽が必要になります。最大サイズは80cmほどまで成長する大型の魚です。飼育下では50cmほどから成長がゆっくりになるので、120cmで飼育することができます。
50cmほどまで成長することを考えると奥行きが45cmだと窮屈なので、奥行きが60cmの水槽を使用する様にしましょう。
ヒーター
Phは6〜7の間で安定させて、水温は24〜27度の間で安定させるようにしましょう。水温が下がってしまったりストレスを感じてしまったりすると白点病になることがあるので、注意が必要です。
アイスポットシクリッドは丈夫な魚ななので幅広い水質に順応することができます。ただ、アルカリ性の水質は苦手なので、サンゴ礁や貝殻などの底砂は使用しない様にしましょう。
濾過フィルターについて
濾過フィルターは外部フィルターか上部フィルターがオススメです。
アイスポットシクリッドはよく餌を食べるのですぐに水を汚します。なので、アイスポットシクリッドを飼育する場合はフィルターは適合水量のより大きいものを選ぶかサブのフィルターを用意してください。
濾過能力の低いフィルターだとすぐに水質が悪化してしまうので気をつけてください。飼育場所や資金に余裕があるなら濾過能力の1番高いオーバーフロー水槽を選ぶのがいいと思います。
また、ベビーの頃は水質の変化に弱いため、水換えは頻繁に行いようにしましょう。
アイスポットシクリッドの餌について
餌は、主食として人工餌を与えて、たまに副食として姉金や小赤などの金魚を与えるようにしましょう。
人工餌を与える場合は幼魚のうちから与える様にしましょう。成魚になるまで活き餌を与えていると人工餌には慣れないので、飼育をしたら早めに人工餌に慣れさせる様にしましょう。
成魚になってから人工餌になれさせるのはとても難しいので、人工餌で飼育したい場合はアイスポットシクリッドを購入する際に餌は何を食べているか聞いておくのがいいと思います。
餌の頻度と量について
餌の頻度は1日1〜2回、餌の量は2〜3分ほどで食べきれる量を与える様にしましょう。
アイスポットシクリッドは食欲が旺盛なので、満腹になるまで餌を食べ続けます。餌を与えすぎると消化不良になってしまったり、食べこぼしによって水質が悪化するので、餌は与えすぎない様にしましょう。
アイスポットシクリッドの混泳について
アイスポットシクリッドは縄張り石工が強いので、単独で飼育するのが望ましいです。
混泳させる場合は低層を泳ぐ淡水エイやポリプテルスがオススメです。ポリプテルスは性格もおとなしく喧嘩をすることもなく、アイスポットシクリッドと遊泳層も被らないので相性がいいです。
同種と混泳させる場合は同じぐらいの体の大きさの個体を3匹以上で混泳して、縄張りが作れない環境で飼育をすると混泳がうまくいくことがあります。過密気味で飼育をすると水質も悪化しやすくなるので、同種で混泳させる場合は水質の悪化に気をつけてください。
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