ポリプテルスがよくなる病気と病気になってしまった時の対処法を紹介!!

2022年5月30日

ポリプテルスは病気になりづらい魚と言われています。白点病や水カビ病など多くの熱帯魚がなりやすい病気にはなりづらいですが、ポリプテルスにもなりやすい病気があります。今回の記事ではポリプテルスがよくなる病気と病気になってしまった時の対処法を紹介します。

ポリプテルスは硬鱗といわれる硬い鱗で覆われていて体を守っているので、白点病や水カビ病などの皮膚に規制する病気に強いので、病気になりにくい魚と言えます。ただ、病気にならないわけではありません。病気になりづらい魚ですが、ポリプテルスがかかりやすい病気もあります。

今回の記事では、ポリプテルスがなりやすい病気と病気になってしまった時の対処法を紹介するので、ポリプテルスを飼ってみたい人はぜひ読んでみてください。

それではポリプテルスがなりやすい病気と病気になってしまった時の対処法を紹介します。ポリプテルスを飼いたい!!ポリプテルスの飼育方法を紹介!!

ポリプテルスがなりやすい病気

ポリプテルスがなりやすい病気
  • 寄生虫
  • 細菌感染症
  • スレ

寄生虫

ポリプテルスの病気で1番多いのが寄生虫です。

特にポリプティと呼ばれる寄生虫は、ポリプテルスのワイルド個体にはほとんどの場合寄生しています。ポリプティに寄生されると体に細い白い糸状の虫が寄生します。たくさん寄生していれば目でも確認できますが、寄生している虫が少ないと見落としてしまうことがあります。

少量であれば問題はありませんが大量に繁殖するとポリプテルスが体を痒がって体を擦り付ける様になります。ストレスなどで体が弱ると寄生虫が繁殖してしまうので、水質の悪化や水温の変化に注意が必要です。

ポリプテルス以外には感染しなませんが、肉眼で白い毛のような虫が付いていたらすぐに別の水槽に移して治療しましょう。ワイルドのポリプテルスを購入した場合も、まず寄生虫が付いていないかよく確認して、トリミングしてから水槽に移すのがオススメです。

細菌感染症

ポリプテルスはエロモナス病やカラムナリス病などの細菌が原因の病気になることがあります。

カラムナリス病になると、ヒレの先が溶けてしまったり、口の周りがただれてしまったりします。ポップアイと言って、眼球が出目金のように飛び出してしまう病気の原因にエロモナス病が挙げられます。

初期症状の場合は塩水浴をして、水温を高めであげれば治ります。症状が進んでしまうと塩水浴だけでは治らないので、グリーンFゴールドを使って薬浴させる必要があります。

ポリプテルスは薬に弱いので、規定量で薬浴させると死んでしまうことがあるので薬用させる場合は規定量の半分から初めて様子を見ながら薬の量を増やしていくようにしましょう。

エロモナス菌はどの水槽にも存在している最近で、普段は無害ですが水質が悪化することで繁殖し、エロモナス症になってしまいます。水質が悪化しなければエロモナス症になることはないので、日頃から水質をしっかりと管理する様にしましょう。

スレ病

水槽から飛び出してしまったり、喧嘩をしてスレてしまったりすることがあります。

飛び出し事故はポリプテルスを飼育していると起きやすい事故です、ポリプテルスは力が強いので、蓋をしているだけでは飛び出してしまいます。ポリプテルスを飼育する場合は水槽の蓋には重りを載せておきましょう。

重りは2リットルのペットボトルに水を入れて用意するのがいいと思います。

小さな隙間でも飛び出してしまうので、ポリプテルスを飼育する場合は水槽の隙間をちゃんと埋めて飛び出さないように注意してください。

ポリプテルスが病気になった時の対処法

ポリプテルスが病気になってしまったときの対処法について紹介します。

隔離する

ポリプテルスは混泳されることの多い魚です。

混泳させている場合は他のポリプテルスにも病気が広がってしまうので、まずは隔離しましょう。新しい個体を水槽に入れる際も寄生虫を持ち込むと他のポリプテルスにも寄生してしまうので、水槽に導入する際も気をつけてください。

薬浴・塩水浴させる

隔離することができたら薬浴させる様にしましょう。

ポリプテルスは病気には強いんですが、リフィッシュやグリーンFゴールドなど薬には弱いので、規定量で薬浴させてしまうと死んでしまうことがあるので、なるべく薬浴はさせないで、塩水浴と水温を上げることで対応しましょう。薬浴させる場合は規定量の半分〜3分の1で行う様にしましょう。

寄生虫がついてしまった場合はリフィッシュを使って薬浴させる必要がありますが、細菌が原因の病気の場合は薬浴は避けてまずは塩水浴で治療しましょう。

塩水浴をする場合は0.6%の塩水を作ってください。1リットルあたり6グラムの塩を入れれば0.6%の塩水になるので、水槽のリットル数かける6グラムの塩を入れてください。

病気になったばかりであれば塩水浴と小まめな水換えで治療することができます。小まめに水換えをしていないとどんなに薬浴させても塩水浴させても病気は良くならないので、ちゃんと魚を観察して水換えの回数を増やすようにしましょう。

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