スネークヘッドの特徴と飼育方法を紹介!!

2022年5月21日

スネークヘッドは見た目もとても綺麗で美しい魚です。飼育もそれほど難しくなくないので初心者の人でも飼いやすい魚です。今回の記事ではスネークヘッドの特徴と魅力を紹介します。

スネークヘッドには見た目が美しい種類がいたり、20センチ程度までしか成長しない小型の種類もいるので、小さな水槽で飼育することができるものがいます。

とても美しい種類や大きく成長して迫力のある種類など、様々なスネークヘッドがいるので、とても魅力のある魚です。

今回の記事ではスネークヘッドの特徴と魅力を紹介するのでスネークヘッドを飼ってみたいと思う人はぜひ読んでみてください。

それではスネークヘッドの特徴と魅力を紹介します。

スネークヘッドの特徴

スネークヘッドはアジアやアフリカに生息している肉食の魚です。

大きく成長する種類のスネークヘッドは食用とされていたり、ルアーフィッシングの対象とされています。日本では雷魚と呼ばれていて、野生化したスネークヘッドが繁殖していています。

日本に生息しているスネークヘッドはカルムチー・タイワンドジョウ・コウタイの3種類ですが、ほとんどはカルムチーで、他の2種は沖縄などの特定の地域にしか生息していません。

雷魚と言われると大きくなるイメージがあると思いますが、スネークヘッドの中には15センチほどにしか成長しない小型の種類もいるので、飼育するのに大きな水槽は必要ありません。

また、レインボースネークヘッドなどの見た目が美しい種類もいて、日本の川で見かける雷魚とおなじ種類とは思えません。

スネークヘッドは肉食なので口に入るサイズの魚とは混泳させることはできませんが同サイズがスネークヘッドよりも大きな魚とであれば混泳させることも出来る場合があります。

スネークヘッドの種類によって個体によって気性の荒さは違います。弱い魚が虐められてしまうこともあるので混泳させる場合は十分に注意して下さい。

スークヘッドはエラ呼吸の他に空気呼吸をすることができます。飼育していると水面に顔を出して呼吸をすることができます。

空気から呼吸をすることができるので、地表に出てしまっても体が乾かなければ生きていくことができます。

空気呼吸をするので、顔が水面から出ないと呼吸をすることができなくて死んでしまうことがあるので、飼育する際は水面を水草などで塞がないように注意してください。

スネークヘッドの魅力

スネークヘッドのなかにはレインボースネークヘッドやパナウスネークヘッドなどの見た目の美しいスネークヘッドがいます。

また、小型のものから大きく成長する種類まで様々な種類のスネークヘッドがいるので、自宅の水槽のサイズに合わせて飼育するのとができます。

レインボースネークヘッドであれば、成長も遅く15センチぐらいまでしか成長しないので小さい水槽で飼育することができます。

大きく成長するものではレッドスネークヘッドが有名です。自然界では最大で130センチほどまで成長します。

水槽で飼育していても100センチぐらいまで成長することがあるので、迫力のある魚を飼いたいと思う人にはオススメです。

他にも50センチぐらいまで成長する種類のスネークヘッドなどもいるので、設置したい水槽に合わせてスネークヘッドを選ぶのもいいと思います。

また、スネークヘッドは飼育も簡単です。体が丈夫なので多少の水温の変化などで病気になったりすることはないでしょう。飼育が簡単なので、熱帯魚を飼育したことがない人でも飼いやすい魚です。大きな魚を買ってみたいと思う人や珍しい魚を飼ってみたいと思う人は、まずスネークヘッドを飼育するのがいいと思います。

また、スネークヘッドは空気呼吸をするので、水中の酸素量が少なくても飼育することができるので、エアレーションがなくても飼育することができます。

スネークヘッドの種類について

スネークヘッドには様々な種類がいます。ペットとしても様々な種類が販売されています。見た目も綺麗なので、色々と見て回るのも楽しいと思います。

簡単に飼育するのにオススメのスネークヘッドを紹介します。

ドワーフスネークヘッド

ドワーフスネークヘッドはアジアに秘匿生息している小型のスネークヘッドです。

20cmほどまでしか成長しない小型の種類なので、そこれど大きな水槽が必要なく飼いやすい種類です。体も丈夫で飼いやすい種類なので、初めてスネークヘッドを飼育するならドワーフスネークヘッドがオススメです。

レインボースネークヘッド

レインボースネークヘッドも体長が20cmほどまでしか成長しない小型のスネークヘッドです。

ヒレがオレンジやブルー、グリーンなど美しい色が混ざりあっていてとても綺麗な種類です。見た目が美しい種類で、飼育も簡単なので、スネークヘッドの中では特に人気の高い種類です。レッドスネークヘッドの飼育について!!特徴と飼育方法を紹介!!

フラワートーマン

インドネシアに生息しているスネークヘッドです。

体には黒い斑点模様が入っていて、退職も薄い青色でとても綺麗なスネークヘッドです。スネークヘッドの中でも遊泳性が高いので、水槽内で泳ぎ回っている姿を見ることができます。

スネークヘッドは気性が荒い種類が多いので、基本的には単独で飼育する必要がありますが、フラワートーマンは性格がおとなしいので、混泳が成功させやすい種類です。

大量は40cmほどまで成長する中型のスネークヘッドなので、90cmほどの水槽が必要になります。

コウタイ

コウタイは中国に生息しているスネークヘッドで、日本でも沖縄などの暖かい地域の一部に生息しています。

コウタイの体には白いスポット模様が入っていてとても綺麗な種類です。

体長は30cmほどまで成長するので、60cm水槽が必要になります。

スネークヘッドの飼育設備について

スネークヘッドはあまり飼育されていない魚ですが他の淡水魚と同じ飼育設備で飼育することができます。簡単にスネークヘッドの飼育設備にちて紹介します。

水槽

小型のスネークヘッドであれば60cm水槽で飼育することができます。40cm以上に成長すると60cm水槽だと手狭になってしまうので、90cm水槽以上の水槽で飼育するようにしましょう。アロワナの水槽は何がいい?アロワナ水槽の選び方や設置について紹介!!

濾過フィルター

スネークヘッドは肉食魚で餌を食べる量も多いので、濾過フィルターは濾過能力の高いものを選ぶようにしましょう。

上部フィルターは濾過能力も高くメンテナンスも簡単です。水を汚しやすい魚を飼育する場合は上部フィルターがオススメです。

レイアウト

スネークヘッドを飼育する場合は隠れられる場所を用意してあげてください。

流木や岩などを入れてあげると隠れ家ができるので、スネークヘッドが落ち着けるようになります。ただ、遊泳性の高いスネークヘッドだとレイアウトで体を擦って怪我してしまうので気をつけてください。

スネークヘッドの飼育方法について

飼育環境について

スネークヘッドを飼育する場合はPhは6〜7の間で安定させて、水温は25度前後になるようにしましょう。

水温が下がると体調を崩してしまうことがあるので、冬場など水温が下がりやすい時期は水温が下がらないように注意してください。

基本的に体の丈夫な魚なので、多少水温が下がっても問題ないのでそれほどシビアにある必要はありません。

スネークヘッドの餌について

スネークヘッドは肉食の魚です。生き餌をよく食べますが、個体によっては人工餌にも慣れてくれます。

生き餌の場合は金魚やメダカ、ミルワームなどを与えるのがいいと思います。体が小さい場合はイトミミズや冷凍の赤虫を与えてください。

人工餌はキャットやカーニバルを与えて飼育することができます。

飛び出しに注意しよう

スネークヘッドはとても力が強いので、水槽から飛び出してしまうことがあります。

空気呼吸をすることができるので、すぐに死んでしまうことはありませんが、体が乾けば死んでしまうし、飛び出した時に怪我をしてしまうことがあるので気をつけてください。

水槽にはしっかりと蓋をして、蓋の上にはペットボトルに水を入れたものなどの重り置いてスネークヘッドが飛び出さないようにしましょう。

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