アロワナの飼育方法について!餌や水槽のサイズ・飼育設備について紹介!!
アロワナはとても人気の高い魚です。見た目もとても綺麗なので飼ってみたいと思う人も多いと思います。今回の記事では、初めてアロワナを飼う人へ向けてアロワナの飼育方法を紹介します。
アロワナは見た目がとても美しく優雅な魚です。体も大きく迫力もあるので、飼育がとても楽しい魚です。
アロワナを飼育するには大型の水槽が必要になりますが、そこまで大きな設備も必要ないので、意外に簡単に飼育することができます。
最近ではアロワナの値段も下がっているので、以前よりは安い値段で購入することができます。
アジアアロワナも以前よりは安い値段で購入することができるので、アジアアロワナを飼ってみたいと思う人は一度値段を調べてみるのもいいと思います。
ショップによってはとても安い値段で販売していることがあるので色々と見て回るのも楽しいです。
今回の記事では、初めてアロワナを飼う人に向けてアロワナの飼育方法を紹介するので、アロワナを飼ってみたいと思う人はぜひ読んでみてください。
それではアロワナの飼育方法を紹介します。
アロワナについて
アロワナは淡水に生息している魚で、体は細長く口は上を向いています。口の先端には2本のヒゲが生えていて、最大で1メートルほどまで成長するとても大きな魚です。
アジアアロワナは昔から品種改良が盛んに行われているので、様々な種類が存在します。アロワナと言われるとアジアアロワナをイメージすることが多いと思いますが、アジアアロワナの他にもブラックアロワナやシルバーアロワナなどの種類がいます。
アロワナはアマゾン川や、南アメリカ、東南アジア、オーストラリアなど様々な場所に生息しています。現地ではゲームフィッシュのターゲットとされることがあります。
アロワナの寿命について
アロワナは長生きで、平均で10年ほど長い場合は15年ほど生きます。
最大で30年ほど生きることがあるので、アロワナを飼育する場合はしっかりと環境を整えて、愛情を注いで飼育してあげてください。
大きな設備が必要で、最後までちゃんと飼いきれるか心配な人も多いと思います。ただ、アロワナの場合は引き取ってくれるショップがあったり、引っ越しの際はアロワナや熱帯魚を運送してくれる業者もります。アロワナの寿命はどのぐらい?種類別アロワナの平均寿命を紹介!!
アロワナの値段について
アロワナは高いイメージもありますが、1番安いシルバーアロワナであれば2000円ほどで購入することができます。
ブラックアロワナでも5000円ほどど、1万円以下で購入することができるので、飼育スペースがあれば意外に手軽に飼育することができます。
アジアアロワナも高いイメージがありますが、実際は安いものであれば2〜3万円ほどで購入することができます。高いものや希少性の高い個体だと100万円以上の値段で取引されていることも多いです。
アロワナの種類について
ペットとしてよく飼育されているアロワナの種類を紹介します。
シルバーアロワナ
アマゾン川に生息しているアロワナで、アロワナの中でも大きく成長する種類です。
値段が安く手が出しやすい種類ですが1メートルほどまで成長するので、飼育する場合はよく考えてから購入するようにしましょう。
体長大きく成長する種類ですが、体も丈夫で飼育しやすいので、初めてアロワナを飼育する場合はシルバーアロワナがオススメです。シルバーアロワナの飼育は難しい?シルバーアロワナの飼育方法と注意点を紹介!
ブラックアロワナ
ブラックアロワナもアマゾン川に生息しているアロワナです。体長はシルバーアロワナより小さく、飼育下では60cmほどまでしか成長しません。
稚魚は黒っぽい茶色の体色をしていますが、成長するについれて体色や模様が変わっていきます。成長するについれて体色や模様が変わるので飼っていて楽しいアロワナです。
値段はシルバーアロワナより少し高くて5000円ほどになります。ブラックアロワナの稚魚はシルバーアロワナに比べて水質の変化に弱いので、ブラックアロワナを飼育する場合は、しっかりと水合わせをしてから水槽に導入するようにしましょう。ブラックアロワナを飼育しよう!ブラックアロワナの特徴と飼育方法を紹介
アジアアロワナ
アジアアロワナは名前の通り東南アジアが原産のアロワナです。アロワナの中でも特に人気があり、値段も高いです。
体長は飼育下で70cmほどになります。アジアアロワナは品種改良が盛んで、様々な品種が生まれています。
アジアアロワナはワシントン条約で保護されているので、ワイルド種は輸入することができず、日本で販売されているので全てブリード個体になります。アジアアロワナを飼いたい人が知っておきたいアロワナのこと
アロワナの飼育に必要な水槽のサイズ
アロワナを飼育する場合は150センチ以上の水槽を用意するのがいいと思います。
シルバーアロワナを飼育する場合は120センチの水槽で飼育することもできますが、アジアアロワナを飼育する場合は150センチか180センチの水槽を用意するのがいいと思います。
また、奥行きは最低でも60センチ以上のものを選ぶようにしましょう。アロワナは体が硬いので、奥行きが狭いと水槽内を自由に泳ぎ回ることができなくなってしまいます。
理想を言えば幅180センチの奥行き90センチの水槽を購入するのがいいでしょう。
幅180センチの奥行き90センチの水槽は安くても20万円以上します。中古の水槽でも10万円ぐらいはすると思います。
アロワナの値段は安くなりましたが、水槽の値段は結構高いです。
アクリル水槽の場合10〜15年ぐらいで寿命がくると言われています。重合接着の場合はアクリル同士を溶かして再結合するので耐久性は高く水漏れはしにくいのです。
ガラス水槽よりもアクリル水槽の方が寿命は長く値段も安いので、アロワナを飼育する場合はアクリル水槽を購入するのがいいと思います。大型水槽の掃除を楽にする方法を紹介!!
稚魚の飼育に必要な水槽のサイズ
アロワナを飼育する場合は大きな水槽が必要ですが、稚魚をいきなり大きな水槽に入れて飼育しないようにしましょう。
水槽が大きすぎるとエサをみつけられなかったり、落ち着くことができずに体調を崩してしまいます。アロワナを飼育する場合は3段階ほどステップアップさせながら水槽のサイズを大きくするのが一般的です。
稚魚を飼育する場合は30cmや45cm水槽で飼育して、ある程度大きくなったら90cm水槽に移動させて、それも手狭になったらより大きな水素に移動させるようにしましょう。
アロワナの飼育に必要なフィルター
肉食で動物性の餌をよく食べるので、水質は他の熱帯魚に比べて悪化しやすいです。
アロワナを飼育する場合は水質が悪化しやすいので濾過能力の高いフィルターを用意するようにしましょう。
これも理想を言えばオーバーフロー水槽を購入してしまうのがいいと思います。ただ、値段も高く、飼育スペースの問題もあります。
そういった場合は上部フィルターがオススメです。大型水槽用の上部フィルターも販売されているので、そういったものを使用するのがいいと思います。
アロワナの飼育に必要な餌
アロワナは人工餌で飼育することが出来ます。
値段の高いアジアアロワナを飼育する場合は色々な種類の生き餌をあげるのがいいと思いますが、値段の安いシルバーアロワナなどを飼育する場合は人工餌で十分だと思います。
生き餌を与えたい場合は、金魚やカエルなどの生き餌がミルワームやコオロギなどの昆虫を与えるようにしましょう。
ミルワームはコオロギに比べて脂肪分が多いので、ミルワームよりはコオロギの方がオススメです。
餌の与え方について
アロワナは同じ餌ばかり与えていると突然餌を食べなくなってしまうこととがあります。なので、人工餌だけで飼育しようと思っていても、急に餌を食べなくなってしまうことがあります。
そういった場合は痩せていない場合は数日様子を見たり、他の餌を与えてみてください。餌の量は5分ほどで食べきれる量を与えてください。
餌の回数は1日に2〜3回ほど時間を作って与えてください。稚魚を飼育する場合はなるべく餌を与える回数を増やすことで死亡率を下げることができます。稚魚の特に餌をしっかり食べられないと背曲がりしてしまったりすることがあるので、1日5回ほど、食べるだけ餌を与えてください。
アロワナの飼育環境
水温
水温は26〜28度の間がいいと思います。
水質が低くなると白点病になってしまう可能性があります。白点病は水温が25度以下になると繁殖するので、水温は25度を下回らないようにしましょう。
アロワナは高温に強く、35度ぐらいまでであれば耐えることができます。ただ、幼魚の場合は水温が高い日が何日も続くと衰弱してしまうので、夏場の水温は30度以上にならないように気をつけてください。
フィルターの中などにヒーターを入れてしっかりと水温を管理してください。大型水槽は水量も多く、ヒーターひとつだけでは水温をキープすることができないので、2つぐらい入れておきましょう。
また、水槽のヒーターは突然壊れてしまうことがあります。ヒーターが壊れてしまうと水温が下がってしまうので、最初から予備を購入しておきましょう。
pHについて
アロワナの成魚は水質の変化に強いので、pHについてはそこまで気にしなくても大丈夫です。ただ、心配な場合は6〜7の間で安定させるようにするのがいいと思います。
成魚は水質の変化に強いですが、稚魚は水質の変化に弱く、ちゃんと水合わせしてから導入しないとpHショックで死んでしまうことがあるので気をつけてください。
ブラックアロワナはネグロ川に生息していて、pHが低い水質を好むとも言われています。なので、ブラックアロワナの稚魚を飼育する場合はマジックリーフなどを入れておくのもいいと思います。
水温とphはアロワナを飼育している人によって微妙に違います。
水温も30度の方が餌をよく食べるから30度にした方がいいといった考え方もあります。
始めてアロワナを飼育す人は飼っているアロワナの様子を見ながら水温を調整するのがいいと思います。
レイアウトについて
アロワナは水も汚しやすく、水槽の底にはフンや餌の食べ残しが溜まりやすいです。
なので、飼育する場合はベアタンクで飼育するのがいいと思います。ベアタンクであればプロホースなどでゴミを吸い出すことができます。
アロワナは力が強いので、流木などを入れていると暴れたときにアロワナが傷付いたり、水槽を傷付けてしまうことがあります。なので、飼育する場合は極力何も入れないようにしましょう。
また、アロワナは溶存酸素が多い方がいいので、水槽にはエアレーションを入れてください。ただ、ブラックアロワナなど臆病な個体はエアレーションから出る泡を嫌うことがあります。
餌の与え口の近くにエアレーションがあると餌を食べなくなってしまうことがあるので注意してください。
水槽の蓋について
アロワナは野生下では水面からジャンプして、空中や木の枝についた昆虫を捕食することがあります。
ジャンプ力が強くて成魚になると水槽の蓋ぐらいであれば吹き飛ばしてしまいます。また、水槽の蓋に隙間があるとそこから外に飛び出してしまうことがあります。
なので、アロワナを飼育する場合は蓋の上には水を入れたペットボトルなのどの重りをおいて、隙間がある場合は塞いでおきましょう。
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