アロワナのベビーの飼育について!幼魚を育てるときに気をつけたい3つのこと!
ブラックアロワナでもシルバーアロワナでもアダルト個体よりもベビーのほうが値段も安く販売されています。だだ、ベビーは体も弱く大きくなるまで育てるのは大変です。ベビーの頃にちゃんと餌を食べられないと背骨が曲がってしまうこともあります。今回の記事ではアロワナのベビーを育てるときの注意点について紹介します。
ブラックアロワナやシルバーアロワナなどのアロワナのベビーを育てるのは大変です。昨日まで元気だったのに今日の朝見てみたら死んでしまっていたなんてことははよくあります。気をつけて飼育していたはずなのに死んでしまうとすごくショックですよね。
アロワナの幼魚は急に餌を食べなくなることもあり、大人になるまで飼育をするのは大変です。水質にも神経質な面があり、急に餌を食べなくなることもあるので、幼魚の飼育には特に注意が必要です。
今回の記事ではアロワナのベビーを育てるときに気をつけたいことを紹介するので、アロワナのベビーを飼育しようと思っている人はぜひ読んでみてください。
それではアロワナのベビーを育てるときに気をつけたいことを紹介します。アロワナの飼育方法について!餌や水槽のサイズ・飼育設備について紹介!!
飼育環境について
アロワナのベビーを育てる際は水槽のサイズはph、水温など飼育環境をしっかりと管理するようにしましょう。phが下がったり、水温の変化などによって急に餌を食べなくなってしまうこともあります。
小さい水槽で飼育する
アロワナのベビーを飼育する場合は、飼っているアロワナのサイズに合わせて水槽を用意しましょう。
アロワナが大きくなれば120サイズ以上の水槽が必要になりますが、ベビーを飼育する場合には60サイズ以下の水槽で飼育しましょう。
水槽が大きすぎてしまうと、餌をとるのが難しくなってしまいアロワナがちゃんと育たないことがあります。水深が深すぎても餌をちゃんと食べることができないので、水位を水槽の半分ぐらいにしておくのもオススメです。水量が少ないとそれだけ水質が悪化しやすくなるので、水位を低くする場合は水質の悪化に気をつけてください。
成長に合わせて水槽のサイズを大きくしていかないと、餌をうまく取れずに栄養不足になってしまって最悪死んでしまうことがあります。死んでしまわなくても、ベビーのときに栄養をうまく取れていないと、ちゃんと成長することができずに背骨が曲がってしまったり顎がずれてしまうことがあります。
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毎日pHと水温をチェックする
水質の管理は熱帯魚を飼育する上で基本的なことですが、アロワナのベビーなどの体の弱い魚を飼育する場合にはできれば毎日水質を確認するようにしましょう。
pHが急激に下がってしまったり水温が変わってしまうと、死んでしまうことがあります。気付かぬうちに水温が下がってしまったり、pHが下がってしまっていることがよくあります。
pHモニターを水槽につけておいたほうが水質を管理するのには便利です。
毎日PHを測るのは大変だと思います。仕事をしていてなかなか時間を作ることができないって人も多いと思います。毎日の餌やりだけでも大変だと思うので、PHの測定など簡単にできるものは簡単にしておくのがオススメです。
PHが下がると急に餌を食べなくなってしまうことがあります。アロワナを飼育する場合はPHが下がりすぎないように注意して、7〜6.5の間で安定させるようにしましょう。
水作りについて
アロワナを飼育する際に特に気をつけなければいけないのが水質です。
アロワナのベビーを飼育する場合はあらかじめ水を作っておく必要があります。セットした水槽に水を入れ、10〜30日ほど水槽を回し続けてください。
10〜30日ほど経ったら、PH・亜硝酸・硝酸塩等のの数値を測定して、数値に問題がなければアロワナを投入することができます。
バクテリアが繁殖している水槽の水を使用すれば10日ほどで水槽は立ち上がりますが、水道水を使用する場合は数値が安定するまで1ヶ月ほどかかります。
ちゃんと蓋をしておく
ベビーと言えどジャンプ力は強いです。
ベビーでも水面から飛び出してしまうことがあるので、ちゃんと蓋を設置しておきましょう。給餌用の隙間から飛び出してしまうことがあるので、給餌用の隙間がある場合はそこにも蓋をしておきましょう。
アロワナのベビーを育てる際の給餌方法について
アロワナのベビーは餌がちゃんと食べられなくて死んでしまうことが多いです。ベビーを飼育する際は飼育環境の他に餌の与え方も重要です。
簡単にアロワナのベビーを育てる際の給餌方法について紹介します。
1日3回以上餌をあげる
アロワナのベビーを飼育する場合は、なるべくたくさん餌を与えるようにしましょう。
アロワナの幼魚は1度に食べられる餌の量も少ないので、餌の回数が少ないと痩せてしまいます。栄養が不足すると大きくなってきたときに背骨が曲がってしまうことがあるので、ベビーを飼育する場合は最低でも1日に3回、可能であれば1日に5回ほど小まめに餌を与えてください。
アロワナはあまり餌を食べるのが得意じゃありません。水面に浮いている餌じゃないとうまく食べられないので、冷凍の赤虫を与える場合は、少しずつ水面に浮かせるようにあげましょう。水槽の底に落ちてしまった餌は食べられないことが多いので、あげすぎて水槽の底に落ちてしまった餌はピンセットやスポイトで取ってゆっくりまた水面に浮かせてください。
アロワナの幼魚はカーニバルなどの人工餌も食べますが、飼育環境に慣れていないとなかなか人工餌を食べません。飼育環境に慣れるまでは冷凍の赤虫で飼育をして、ある程度成長したらカーニバルなどの人工餌に切り替えるようにしましょう。
生き餌を入れておく
赤虫の他にメダカなどの小さな生き餌を入れておくのがオススメです。
うまく生き餌を食べられないこともありますが、常に餌が食べられるようにしておくことで、アロワナが痩せてしまうことを防ぐことができます。メダカだとサイズが大きく食べられない場合はアカヒレを与えるのがオススメです。
食べ残しはこまめに掃除をする
餌の食べ残しは水質を悪化させます。底に落ちている食べ残しはスポイトなどで吸い出して掃除をしてください。
アロワナはベビーでも食べ残しが多く、水を汚しやすいです。細かくなった人工餌などが底に溜まってしまうので、毎日吸い出して綺麗にしておきましょう。→アロワナの飼育に最適な餌とは?アロワナの飼育に最適な餌を紹介
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