シルバーアロワナの飼育の飼育方法について!寿命や大きさ、水槽のサイズや餌について紹介!
シルバーアロワナはアロワナの中でも値段がやすいので、初めてのアロワナ飼育にはとてもオススメの種類です。飼育しやすいアロワナですが、シルバーアロワナを飼育するときには気をつけなければいけない飼育のポイントがあります。今回の記事ではシルバーアロワナを飼うときに気をつけてほしいことを紹介します。
シルバーアロワナは飼育がしやすい種類なので、アロワナ初心者の人にはとてもオススメの魚です。
値段も安く、幼魚だったら2000円ぐらいで飼育することができます。20㎝ぐらいの個体でも5000円前後で販売されているので、ほかのアロワナに比べて値段が安いです。
値段も安いので、アロワナを飼ったことがない人でも手を出しやすいのがシルバーアロワナです。ただ、シルバーアロワナは大きく成長するので、飼育する場合は最低でも幅150cmの水槽が必要になります。大きく成長するので、シルバーアロワナを飼育する場合はちゃんと水槽が設置できるか考えてから購入するようにしましょう。
今回の記事ではシルバーアロワナを飼うときに気をつけて欲しいことを紹介するので、シルバーアロワナを飼ってみようと思う人はぜひ読んでみてください。
それではシルバーアロワナを飼うときに気をつけて欲しいことを紹介します。
シルバーアロワナについて
シルバーアロワナはアマゾン川に生息しているアロワナです。
アロワナの中でも大きく成長する種類で、野生のシルバーアロワナは体も太くとても迫力があります。
名前の通り、全身が銀色をしていてとても美しいです。個体差がありますが、成長すると鱗にピンク色や赤色などの発色が見られます。近年はシルバーアロワナの品種改良も盛んに行われています。
シルバーアロワナはアマゾン川では生息数が多く、ゲームフィッシュのターゲットとして人気だったり、食用にされたりしています。
販売価格が他のアロワナに比べて安いので、ペットとしての人気も高いです。
アジアアロワナはワシントン条約でワイルドの輸出が禁止されていますが、シルバーアロワナは規制されていないので、シルバーアロワナの稚魚が大量に輸入されることがあります。
販売価格は安いショップだと2000円ほどで購入することができます。ブラックアロワナよりも値段が安く、体も上部なので初めて飼育するならシルバーアロワナがオススメです。
飼育方法については下記の記事で紹介しているので、そちらも読んでみてください。→アロワナの飼育方法について!餌や水槽のサイズ・飼育設備について紹介!!
寿命について
シルバーアロワナの寿命は平均で10〜15年ほどになります。ストレスの少ない環境で飼育することで寿命を延ばすことができるので、シルバーアロワナを飼育する際はなるべく大きな水槽で飼育してあげるようにしましょう。
大きさについて
シルバーアロワナの体長は最大で1メートルほどです。
体長の大きな熱帯魚ですが飼育下ではそこまで大きくなることは少なく、大きくても90cmほどで成長が止まります。
シルバーアロワナを飼育する時の注意点
体が丈夫で飼育が簡単アロワナですが、飼育する場合は注意点もあります。今回の記事ではシルバーアロワナを飼育するときの注意点を紹介します。
シルバーアロワナはアロワナの中でも大きく成長する
シルバーアロワナはアロワナの中でも大きく成長する種類のアロワナです。
ちゃんと飼育すればシルバーアロワナは90cmぐらいまで成長します。シルバーアロワナを大きく成長させる場合は大きな水槽で飼育する必要があるので、大きく成長させたい場合は180cm水槽を使用するようにしましょう。
90cmほどまで大きくなると水槽の奥行きも60㎝〜75㎝ぐらいまで必要になります。150㎝の奥行き75㎝の高さ60㎝の水槽となると結構な値段になってくるので、シルバーアロワナを購入する場合にはそれも配慮したうえで購入しましょう。
水槽のサイズがアロワナの体長に合っていないと運動不足になってしまったりして、美し姿では成長しなくなってしまいます。
成長に合わせて水槽のサイズを大きくさせていかなければいけません。シルバーアロワナを飼育する場合には水槽のサイズを3段階で大きくしていく必要があります。シルバーアロワナの値段は安くても設備にはそれなりのお金がかかってしまうので、シルバーアロワナを飼育する場合には設備にどのぐらいお金がかかるかを考えてから購入するようにしましょう。
水槽のサイズが小さいと目ダレの原因になるとも言われているので、ゆったりを飼育できるサイズの水槽で飼育するようにしましょう。
シルバーアロワナは成長が早い
シルバーアロワナはアロワナの中でも成長が早いです。シルバーアロワナの幼魚を飼育し始めて半年ほどで30cm、1年ぐらいで50㎝ぐらいにまで成長します。
幼魚のときは45㎝ぐらいの小さい水槽で飼育することもできますが、40㎝前後になればもっと大きな90㎝〜120㎝の水槽で飼育する必要があります。
半年後には新しい水槽が必要になってきます。
シルバーアロワナはどんどん大きくなっていくのであらかじめ準備が必要です。飼育水や水槽の立ち上げなど余裕をもって準備するようにしましょう。
水温や与える餌の量などの飼育環境によって成長スピードが変わってきますが、成長するのが早いので、あらかじめしっかりと準備をしてから飼育するようにしましょう。
逆に大きく成長させたい場合は稚魚のうちにたくさん餌を与えて、水温は28度ほどと高めにしておきましょう。
シルバーアロワナは縄張り意識が強い
アロワナは縄張り意識が強いですが、中でもシルバーアロワナは特に縄張り意識が強いです。他の熱帯魚と混泳させていても喧嘩をしてしまうことがあります。
シルバーアロワナと他の熱帯魚を混泳させる場合は注意してください。同じように気性が激しい魚と混泳させるとどちらかが死ぬまで喧嘩を続けてしまいます。
また、アロワナ同士で混泳させる場合も気をつけてください。飼育密度を過密にして縄張りが作れないようにすれば混泳させることができますが、2〜3匹などで混泳させていると喧嘩をしてしまいます。
アロワナ同士の喧嘩も激しく、どちらかが死ぬまで喧嘩を続けます。なので、シルバーアロワナと混泳させる場合は水槽の底を泳ぐプレコやポリプテルスなどと混泳させるようにしましょう。
水槽さえ準備できればシルバーアロワナの飼育は簡単
シルバーアロワナの体長に合わせた水槽を用意することができれば、シルバーアロワナの飼育はそれほど難しくなりません。水温と水質をちゃんと管理できていればそんなに簡単に病気になることもありません。
シルバーアロワナは大きくなれば多少なりと目ダレが起きてしまいます。どうしても目が垂れてしまいますのでシルバーアロワナを飼育する場合には覚悟する必要があります。
顎ズレは栄養不足が原因でなると言われています。稚魚の頃からちゃんと餌を与えていれば顎ズレになることはありないので、シルバーアロワナの幼魚には冷凍赤虫を溶かして水面に浮かべるようにして与えてください。
水面に浮いていればちゃんと食べることができるので、割り箸やピンセットで赤虫を少しとってそっと水面につけて、浮かべるように与えましょう。与える量は1日に3回ぐらい食べるだけ与えるのがいいと思います。
シルバーアロワナの飼育に必要な設備
シルバーアロワナは成長も早く体長も大きく成長するので、飼育する場合はしっかりと飼育設備を用意するようにしましょう。
簡単にシルバーアロワナを飼育する時に必要なものを紹介します。
シルバーアロワナの飼育に必要な水槽のサイズ
シルバーアロワナ大きくなると90cmほどまで成長します。60cmほどまでであれば120cm水槽で飼育することができますが、それ以上大きくなると少し手狭になってしまうので、150cm水槽か180cm水槽に移してあげるのがいいと思います。
水槽のサイズはいきなり大きくするのではなく、稚魚を飼育する場合は45cm水槽で飼育して、成長に合わせて、120cm、150cmと水槽を大きくしていきましょう。
また、奥行きがないと水槽内で方向転換することができなくなってしまうので、水槽の奥行きは90cm以上のものを用意してください。
濾過フィルター
アロワナは餌を食べる量も多くフンの量も多いので、濾過フィルターは濾過能力の高いものを選ぶようにしましょう。
設置場所などに余裕があるならオーバーフロー水槽を用意するのがいいと思います。
オーバーフロー水槽を用意するのが難しい場合は上部フィルターに外部フィルターや投げ込み式フィルターなどを組み合わせて使用するようにしてください。
ヒーター
水量が多くなるとヒーターひとつだけでは水温を安定させることができません。120cm水槽でもヒーターひとつだけだと水温が安定しないので、500wを2つ用意しておきましょう。
水槽用のヒーターはいきなり壊れてしまうことがあるので、あらかじめ予備のヒーターを用意しておきましょう。
水槽の設置方法について
シルバーアロワナを飼育する場合は150cm水槽や180cm水槽が必要になります。
180cm水槽まで行くと水を入れた時の重要が900kgを超えてしまいます。これほど重いものを置くには補強工事を行うか、コンクリートの上におく必要があります。
ガレージなどがある場合はガレージのコンクリートの上に設置するのがいいと思いますが、家の中に設置する場合は補強工事をするようにしましょう。
また、120cm水槽でも水を入れると300kgほどになります。120cm水槽でも十分重いので、水槽台の下にはちゃんとコンパネ材を敷いて、水槽はしっかりと水平をとって設置してください。
大型水槽になると水を抜いたり足したりする量も増えて水換え作業も大変になります。水槽を設置するときは水換えのことも考えて設置しましょう。
シルバーアロワナの飼育方法
シルバーアロワナは成魚になると体も丈夫で、簡単なことでは病気になったりしないので、ちゃんと水槽を用意することができれば飼育はそれほど難しくありません。
それでは簡単にシルバーアロワナの飼育方法について紹介します。
水温について
シルバーアロワナは低温には弱いので、水温はヒーターを使って24〜28度の間で安定するようにしましょう。
幼魚のときはしっかりと餌を食べることができずに死んでしまうことが多いので、水温は28度ぐらいの高めに設定しておくのがオススメです。
ある程度大きくなって30cmほどになったら体も丈夫になってくるので、水温は25度前後にしておくのがいいと思います。
水質について
シルバーアロワナは適応範囲も広いので、水質はそれほどきにしなくて大丈夫です。
pHが5を下回らないように注意して週に1回ほど水換えを行っておけば大丈夫です。ただ、幼魚は水質の変化に弱いので、大量に水換えをしないようにしましょう。
幼魚を飼育するときは水換えの量を減らして回数を多くするようにしてください。
シルバーアロワナの餌について
シルバーアロワナは金魚やカエル、コオロギ、ミルワームなどの生き餌かカーニバルなどの人工餌で飼育されます。
シルバーアロワナは人工餌もよく食べますが餌に飽きてしまうことがあるので、シルバーアロワナを飼育する場合は何種類か餌を用意しておくのがオススメです。
カーニバルを主食として与えて、昆虫や生き餌をたまに与えるようにするのがいいと思います。生き餌は病気になっていることがあるので、生き餌を与える場合は別の水槽で1週間ほど飼育して様子を見てから与えるようにしましょう。アロワナの餌は何がいい?アロワナの飼育にオススメの餌を紹介!!
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